【完走記】The4100Dマウンテントレイルin野沢温泉
不完全燃焼の日記です。
とにかく悔しいですが、どうぞご覧ください。
喉の痛みで体調は良くはないですが、何とか走れる状態でしたので、スタート地点に向かいました。
既に会場は盛り上がっていて、霧もかかって幻想的な雰囲気。気合いが入ります。
ハイドレーションや装備品の準備を整えて、いざスタートです。
第1セクションは23キロ。
まずは温泉街を5キロ程進みます。朝から沿道に出て頂いている方が沢山居て、すごく嬉しい応援でした。
やはり走り始めから体調が良くないことは体感出来たので、林道に入ってからも無理せず進みます。
途中からトレイルに入り、雨が強くなってきました。足元も悪くなってきましたが、ハシゴ登りや川渡りを繰り返したコースを楽しく登ります。
歩きも多かったですが、途中はそこそこスピードも上がり、何名か抜いて無事毛無山に到着。体調も回復したかのように感じました。
山頂ではフルーツを頂き、お水を補充して下りに入ります。
この下りで、改めて身体の異変を感じます。本来ならスイスイ行ける下りも力が入らず、走る事すら厳しい状態。
臀部と股関節にも、強い筋肉痛を感じて足も動きません。
まだ20キロも行っていないのに、下りで歩くなんて、さすがにDNFも予感しました。
既にフラフラになり、この下りで沢山の人に抜かれて、何とか3時間45分位でセクション1をクリア。
体調を考慮して、少し長めの休憩を入れて、落ち着いてからセクション2をスタートしました。
雨も上がり、今度は灼熱の太陽で気温が上がって来ました。
街中をジョグで抜けて、山に入ります。
無理はせずに登りは完全に歩き。
少し歩いたおかげか、湖周りは少し走る事も出来ました。
と・こ・ろ・が。。。
チェックポイントの神社へ向かう登り。
これが地獄でした。
コース図で見ると、たかが500m位の登りなので、セクション1より楽な設定に見えるのですが、水も少なくなってきて、本当に地獄でした。
確実に体調が悪くて、もう本当に辞めたかった。
何とか全て登っても、エイドも無いので精神的に辛く。下りもトロトロ。腹筋も攣った感じになり、ボロボロの状態で、何とか2時間45分位でクリアしました。
セクション2が終わると、オリンピックパークには、長野市から知人が応援に来てくれました。
差し入れにスプライトを頂き、ボロボロながらもかなり元気になりました。本当にありがたいです。
セクション3に入っても状況は変わらず、登りはほとんど歩き。途中雲が多くなり気温が下がってから、少し走る事も出来ましたが、辛い状況は変わりません。
約3時間かけて、毛無山へ。天候も悪化して真っ白です。
エイドを経て、最後の下りの時には強い雨が降って来ました。
幸いに、この雨で身体が冷えて代謝が落ち着いて来たのか、ここに来て走れるようになりました。
下りは歩く事もほぼ無く、やっと大会に参加している感じになってきました。遅すぎます。。。
土砂降りの中で、ロードを下り、最後のトレイルを抜けると街に出ました。
タイミング良く雨もあがり、最後の登りを進んでフィニッシュ。134位。12時間のレースが終わりました。
これまでも、色々印象的な大会を完走した時は、何度も感動して、心が動いた経験があります。
この大会でも、フィニッシュの時にどんな感情が生まれるのか。。レース前はとても楽しみだったのですが。。。
「辛すぎる。やっと終わった。。」
という気持ちだけが出てしまいました。
この一カ月。ずっと薬を飲んでいて。
やはり直前でも体調が悪くて、力が出し切れなかった悔しさから来たものだと思います。
今回。UTMFのポイントレースは本当に甘くない。
しっかり準備しないと大変な事になると、勉強させて頂きました。
2ポイント取れた事は良かったのですが、今回の反省を活かして、次のレースでは同じ失敗をしないようにしたいと思います。
あー悔しい!!けど次頑張る!
改めてまして、野沢温泉の皆様ありがとうございました!!